金利の下落と相場の上昇について【投資の基本を簡単解説】

ユキドケです。

2021年1月1日現在、株式市場は勢いよく上がっていますね。

それに対して実体経済が回復していない事から専門家の間では、バブルになっているといった話も出てきています。

 

今回は、なぜ株価は実体経済からかけ離れて上昇し続けているのかという部分について書いていきたいと思います。

 

※あくまでユキドケ個人の意見です。

 

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経済対策による低金利時代

現在の相場を語る上でまずは前提条件をおさらいしたいと思います。

 

①コロナにより経済に大きなダメージを受けた。

②国による経済支援策が次々と打ち出されて金融緩和状態になった。

③上記の金融緩和で新規に国債中央銀行に買い取らせた事により金利が低下した。

 

こういった事が起こっている訳ですね。

ここで重要なのは③の金利の低下ですね。

 

金利が下がる事で、銀行や国債に貸し出した時に利息がほとんど付かない状態になっています。

 

インフレによる物価上昇

現在世界は、年間インフレ率2%がグローバルスタンダードとされています。

つまり年々2%物価が上がるという事を目標にしている訳です。

 

もちろん日本でもこの2%を目指している訳ですが、ここで問題になってくるのが先程の低金利です。

 

日本の場合は

一般的な大手銀行の場合は金利が0.001%

と殆どつかない状態になっています。

 

銀行金利:0.001%

物価インフレ:2%

 

これだと銀行に預けて増える量よりも物価インフレの方が高すぎて資産価値が減っていってしまいますよね。

 

今回のコロナで世界中が金融緩和をして金利が低下した事によりこれと似たような事が世界中で起こるようになりました。

 

インフレ対策による投資

先程の話では、銀行金利の低下により貯金をしても資産価値が減ってしまうという話をしました。

 

そうした時に余った金の行き場として注目されたのが株だった訳です。

アメリカの株価指数は、そろって最高値を更新していました。

 

ダウ平均

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日経平均もバブル後最高値を更新しています。

 

日経平均

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また、ゴールド、シルバー、銅、プラチナなどの金属類にも資金が流入し初めています。

 

ゴールドに関しては過去最高値を更新していました。

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これら金属類は、脱炭素で電気自動車を作る際に需要が出る事が予測されていますので需要が新しく出てきたという部分もあると思いますが通貨安になった時の逃避先としての需要も出てきていると思っています。

 

ビットコインに関しては、半減期が来て新規のビットコインの生産量が減ったことにより大きく上がっていますね。

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相場の今後

現在の相場は前述した通り金融緩和による相場の上昇でした。

 

元々相場は未来を予測して取引される物なので実体経済よりも先に動く物なのですが、今回の金融相場ではそれを差し引いても上がりすぎているという感じはします。

 

今後、コロナが収束に向かっていく中で政府は金融緩和を止めるフェイズに入っていきます。

 

そうした中で実体経済と比較して上がりすぎている株は売られてコロナで割安になっている所へ資金の流出が起こっていくという流れが予測されます。

 

最後に

今回は金利の上昇と相場の関係について書いてみました。

あくまで自分自身の考えをまとめる為に書いていますので鵜呑みにしないで頂きたいです。

 

おわり