こんにちはユキドケです。
今回は、日本アメリカ中国の各世代について話をします。
※各世代が産まれたとされる年代は諸説あります。
日本の出生数はこちらを参考にしています。
https://www.e-stat.go.jp/dbview?sid=0003411595
日本世代

大正世代(1912~1926)
大正天皇が即位後の大正元年から大正15年までの15年間に生まれた世代を指します。
第一次世界大戦や関東大震災などを経験した世代となります。
産業が急激に発展し大量の労働者が必要となった時代です。
物価も急激に高騰しました。
2023年現在:97~111歳
出生数
1918年:179万1992
1919年:177万8685
1920年:202万5564
1921年:199万876
1922年:196万9314
1923年:204万3297
1924年:199万8520
1925年:208万6091
1926年:210万4405
昭和一桁世代(1926~1934)
昭和元年から昭和9年までに生まれた世代です。
少年兵として戦争に参加している方も少なくありません。
2023年現在89~97歳
出生数
1926年:210万4405
1927年:206万737
1928年:213万5852
1929年:207万7026
1930年:208万5101
1931年:210万2784
1932年:218万2742
1933年:212万1253
1934年:204万3783
少国民世代(1926~1939)
昭和一桁世代の最初から1939年(昭和14年)までに生まれた世代です。
現在の小学生のことを少国民と呼んでいました。
この世代は軍事訓練などを受けさせられた世代でもあります。
2023年現在84~97歳
出生数
1926年:210万4405
1927年:206万737
1928年:213万5852
1929年:207万7026
1930年:208万5101
1931年:210万2784
1932年:218万2742
1933年:212万1253
1934年:204万3783
1935年:219万704
1936年:210万1969
1937年:218万734
1938年:192万8321
1939年:190万1573
安保闘争世代(1935~1940)
この世代は、1959年(昭和34年)から1960年(昭和35年)、1970年(昭和45年)の2度にわたり日本で行われた日米安全保障条約(安保条約)に反対する反政府、反米運動とそれに伴う大規模デモ運動の時に大学生だった世代です。
2023年現在83~88歳
出生数
1935年:219万704
1936年:210万1969
1937年:218万734
1938年:192万8321
1939年:190万1573
1940年:211万5867
全共闘世代(1941~1946)
1965年(昭和40年)から1972年(昭和47年)の間に勃発した全共闘運動・安保闘争とベトナム戦争に大学だった世代です。
2023年現在:77~82歳
出生数
1941年:227万7283
1942年:223万3660
1943年:225万3535
1944~1946年:データなし
戦中世代(1941~1946)
太平洋戦争の真っ只中に生まれた世代です。
2023年現在:77~82歳
出生数
1941年:227万7283
1942年:223万3660
1943年:225万3535
1944~1946年:データなし
焼け跡世代(1935~1946)
昭和10年~昭和21年に生まれた世代のです。
「少国民世代」、「戦中生まれ世代」「安保闘争世代」、「全共闘世代」と分けられることもあります。
2023年現在77~88歳
出生数
1935年:219万704
1936年:210万1969
1937年:218万734
1938年:192万8321
1939年:190万1573
1940年:211万5867
1941年:227万7283
1942年:223万3660
1943年:225万3535
1944~1946年:データなし
団塊世代(1947~1949)
終戦の翌年に生まれた1947年(昭和22年)から1949年(昭和24年)生まれた世代のことをいいます。
第一次ベビーブーム期でもあります。
2023年現在74~76歳
出生数
1947年:267万8792
1948年:268万1624
1949年:269万6638
しらけ世代(1950~1964)
学生が中心となり様々な主張を行った学生運動が終わりを迎えた世代です。
三無主義(無気力・無関心・無責任)と言われ「シラケる」が名前が由来となっています。
2023年現在59~73歳
出生数
1950年:233万7507
1951年:213万7689
1952年:200万5162
1953年:186万8040
1954年:176万9580
1955年:173万692
1956年:166万5278
1957年:156万6713
1958年:165万3469
1959年:1,626,088
1960年:160万6041
1961年:158万9372
1962年:161万8616
1963年:165万9521
1964年:171万6761
新人類(1960年代)
バブル世代がメインでしらけ世代の後半も新人類に含まれます。
時代背景から以前の世代と価値観が大きく異なっていました。
2023年現在54~63歳
出生数
1960年:160万6041
1961年:158万9372
1962年:161万8616
1963年:165万9521
1964年:171万6761
1965年:182万3697
1966年:136万974
1967年:193万5647
1968年:187万1839
1969年:188万9815
X世代(1965~1980)
第二次世界大戦後に起こった人口の増加(ベビーブーム)後の世代を表す言葉です。
「バブル世代」「団塊ジュニア世代」「(就職)氷河期世代」など、大きな社会の変化を経験した世代が含まれています。
2023年現在43~58歳
出生数
1965年:182万3697
1966年:136万974
1967年:193万5647
1968年:187万1839
1969年:188万9815
1970年:193万4239
1971年:200万0973
1972年:203万8682
1973年:209万1983
1974年:202万9989
1975年:190万1440
1976年:183万2617
1977年:175万5100
1978年:170万8643
1979年:164万2580
1980年:157万6889
バブル世代(1965~1969)
1987年から1991年の期間に大学を卒業し働き出した世代のことを指します。
バブル景気を味わった世代であったことが由来です。
2023年現在54~58歳
出生数
1965年:182万3697
1966年:136万974
1967年:193万5647
1968年:187万1839
1969年:188万9815

「失われた世代」とも言われています。
バブルが崩壊し景気が悪くなった1993年から2005年を経験した世代でもあります。
2023年現在39~52歳
出生数
1971年:200万0973
1972年:203万8682
1973年:209万1983
1974年:202万9989
1975年:190万1440
1976年:183万2617
1977年:175万5100
1978年:170万8643
1979年:164万2580
1980年:157万6889
1981年:152万9455
1982年:151万5392
1983年:150万8687
1984年:148万9780
団塊ジュニア世代(1971~1974)
第一次のベビーブームである1971年(昭和46年)から1974年(昭和49年)の第二次ベビーブームの時に生まれた世代です。
景気は回復傾向ですが、まだまだ就職には厳しい時期でした。
就職活動や厳しい受験戦争などを戦ってきた世代でもありゆとり世代とは価値観などが大きく異なります。
2023年現在49~52歳
出生数
1971年:200万0973
1972年:203万8682
1973年:209万1983
1974年:202万9989
団塊ジュニアから氷河期世代の末までの世代です。
団塊ジュニアよりも前の代とは価値観などが大きく異なります。
2023年現在39~48歳
出生数
1975年:190万1440
1976年:183万2617
1977年:175万5100
1978年:170万8643
1979年:164万2580
1980年:157万6889
1981年:152万9455
1982年:151万5392
1983年:150万8687
1984年:148万9780
Y世代(1980~1995)
生まれたときからインターネットが身近にあり、成人するまでに、さまざまなデジタルデバイスの誕生や、IT時代へのパラダイムシフトを経験しています。
2023年現在28~43歳
出生数
1980年:157万6889
1981年:152万9455
1982年:151万5392
1983年:150万8687
1984年:148万9780
1985年:143万1577
1986年:138万2946
1987年:134万6658
1988年:131万4006
1989年:124万6802
1990年:122万1585
1991年:122万3245
1992年:120万8989
1993年:118万8282
1994年:123万8328
1995年:118万7064
氷河期世代とゆとり世代の間の世代のことを指します。
景気の氷河期が終わり、周囲から期待されプレッシャーを強く受けました。
優秀な人材が多いと言われる世代でもあります。
2023年現在36~41歳
出生数
1982年:151万5392
1983年:150万8687
1984年:148万9780
1985年:143万1577
1986年:138万2946
1987年:134万6658
つくし世代(1985~1991)
相手に尽くす人が多い世代です。
他の世代に比べて「高い共感力」があるといわれています。
2023年現在32~38歳
出生数
1985年:143万1577
1986年:138万2946
1987年:134万6658
1988年:131万4006
1989年:124万6802
1990年:122万1585
1991年:122万3245
ミレ二アル世代(1980~1994)
主に海外で使用されている言葉で、日本ではプレッシャー世代・さとり世代・ゆとり世代を総称した言葉になります。
2023年現在29~43歳
出生数
1980年:157万6889
1981年:152万9455
1982年:151万5392
1983年:150万8687
1984年:148万9780
1985年:143万1577
1986年:138万2946
1987年:134万6658
1988年:131万4006
1989年:124万6802
1990年:122万1585
1991年:122万3245
1992年:120万8989
1993年:118万8282
1994年:123万8328
新人類ジュニア世代(1985~1989)
1980年代後半に生まれたゆとり世代は新人類ジュニアとも呼ばれています。
スマホ、ファンションなど様々な物が溢れた世で生活しています。
2023年現在34~38歳
出生数
1985年:143万1577
1986年:138万2946
1987年:134万6658
1988年:131万4006
1989年:124万6802
ゆとり世代(1987~2004)
豊かな人間性を育む目的で始まった「ゆとり教育」を受けた世代です。
これまでの世代とは大きく価値観が異なり、仕事よりもプライベートを優先する傾向があります。
全体的に主体性がないともいわれます。
2023年現在19~36歳
出生数
1987年:134万6658
1988年:131万4006
1989年:124万6802
1990年:122万1585
1991年:122万3245
1992年:120万8989
1993年:118万8282
1994年:123万8328
1995年:118万7064
1996年:120万6555
1997年:119万1665
1998年:120万3147
1999年:117万7669
2000年:119万547
2001年:117万662
2002年:115万3855
2003年:112万3610
2004年:111万721
さとり世代(1990~1999)
さとり世代は物欲などが極端に低いです。
これまでの世代が欲したものを欲しがらないといった特徴などがある世代です。
2023年現在24~33歳
出生数
1990年:122万1585
1991年:122万3245
1992年:120万8989
1993年:118万8282
1994年:123万8328
1995年:118万7064
1996年:120万6555
1997年:119万1665
1998年:120万3147
1999年:117万7669
Z世代(1995~2010)
「デジタルネイティブ」「反ブランド主義」「社会問題への意識が高い」「平等性や合理性を求める」と言った特徴を持った世代です。
2023年現在13~28歳
出生数
1995年:118万7064
1996年:120万6555
1997年:119万1665
1998年:120万3147
1999年:117万7669
2000年:119万547
2001年:117万662
2002年:115万3855
2003年:112万3610
2004年:111万721
2005年:106万2530
2006年:109万2674
2007年:108万9818
2008年:109万1156
2009年:107万36
2010年:107万1305
α世代(2011~)
Z世代の次世代にあたります。
生まれた時点でSNSやタブレット端末が発展しています。
小学校でプログラミング教育、昨今コロナ禍もあって、タブレットを通じたオンライン授業も日常的に行われるようになりました。
2023年現在12歳~
出生数
2011年:105万807
2012年:103万7232
2013年:102万9817
2014年:100万3609
2015年:100万5721
2016年:97万7242
2017年:94万6146
2018年:91万8400
2019年:86万5239
2020年:84万835
米国世代

ロストジェネレーション世代(1890~1915)
青年期に第一次世界大戦、その後の世界恐慌や第二次世界大戦と世界が大きく揺れ動いた時代を生きた世代です。
世界の大きな混乱の流れに翻弄された世代です。
2023年現在133~108歳
グレーテストジェネレーション(1910~1924)
第二次世界大戦期の中心世代です。
青年期には電話やラジオなど大きな技術革新を経験した世代でもあります。
2023年現在113~99歳
サイレントジェネレーション(1925~1945)
第二次世界大戦から朝鮮戦争やベトナム戦争を当事者として経験しています。
戦争の影響もあり他の世代に比べて出生数が少ないことが特徴の一つです。
2023年現在78~98歳
ベビーブーマージェネレーション(1946~1964)
戦争が終わり出生数が大きく増えた世代です。
特に裕福であり、退職後のプログラムも恵まれていると言われています。
ベトナム戦争をメディアを通して見ており、これまでの価値観に反発する運動も多くみられた世代です。
2023年現在59~77歳
ジェネレーションX(1965~1979)
幼少の頃にベトナム戦争が起こりアメリカへの失望や無力感を背景に、政治や社会に無関心な傾向があります。
離婚率の増加や女性の社会進出など、家庭を取り巻く環境も大きく変わり家で一人で過ごすことの多い「鍵っ子」の数が大きく増えた世代でもあります。
人口数は少なく、政治的にもあまり優遇されてこなかった不遇の世代です。
2023年現在44~58歳
ゼニアルズ(1975~1985)
子供の頃にインターネットがまだ当たり前でない時代に育ちました。
アメリカ同時多発テロ事件(9.11)、戦争の流れを青年期に経験しているということも特徴の一つです。
2023年現在38~48歳
ミレ二アルズ(1980~1994)
小さい頃からインターネットに触れてきた最初の世代です。
インターネットショッピングを使って当たり前の人たちなので、商品の売り方の変化に寄与しているようです。
仕事においてもワークライフバランスを重視する傾向が強いです。
2023年現在29~43歳
ジェネレーションZ(1995~2012)
「デジタル・ネイティブ世代」とも呼ばれます。
ミレニアルズと同様に今後、アメリカを構成するメンバーの中心になっていく世代です。
アメリカ同時多発テロや世界的金融不況(サブプライムローン問題)の不況を経験したアメリカ社会の中で育ったため、慎重でリスク回避の傾向も強いです。
2023年現在11~28歳
ジェネレーションα(2013~)
特徴はまだ未知数です。
物心をつく前からSNSやオンライン授業で育った世代がどの様な消費行動をするのかマーケティングや教育の視点で注目されています。
2023年現在10~
中国世代

文化大革命世代(1960~1975)
文化大革命当時、中国では派手な暮らしぶりが許されていませんでした。
服装や食べ物も肉や魚は日頃手に入らず、特別な時に券が配られ、その券を持っていき購入していました。
2023年現在48~63歳
80後(1980~1989)
1978年から「一人っ子政策」が敷かれました。
経済的に潤ったことも相まって、子どもたちは甘やかされて育ち「小皇帝」などと呼ばれました。
2023年現在34~43歳
90後(1990~1999)
改革開放政策の成果が現れ、情報化社会への急速な発展を遂げました。
発展と変化により“90後”の思想や理念は一世代上の中国人たちとは大きく異なります。
2023年現在24~33歳
ミレ二アル世代(1980~1999)
改革開放政策や一人っ子政策などにより発展する中国で過ごしました。
個別にパーソナライズされた商品よりもブランドなどに興味があるようです。
2023年現在24~43歳
00後(2000~2009)
“独二代”といわれていて両親が一人っ子であり子供も一人っ子という世代です。
両親は共働きであり、00後の関心は、友人など同世代との交流になりました。
自立願望も強いです。
2023年現在14~23歳
Z世代(1995~2009)
比較的裕福な時代に生まれているため、自分のためにお金を使うことを惜しまない傾向にあります。
また、生まれた時からデジタルが当たり前の中で育ってきた世代です。
2023年現在14~28歳