投資で使えるかも?メンタルコントロール系のバイアスと心理効果29選!![画像で簡単に分かりやすく解説]

こんにちはユキドケです。

今回は、投資関係のバイアスと心理効果について話をします。

 

※ここで説明するバイアスや心理効果はそういった傾向があるというだけで100%そうであるというモノではありません。

 

ここで紹介しているものは下の記事の内容を分類分けしたものになります。

気になる人はこちらもどうぞ

労働系はこちら

人間関係はこちら

 

行動系

正常性バイアス

問題が発生した時に

「これは大丈夫」と思い込んでしまうバイアスです。
正常性バイアス

後知恵バイアス

終わった後に「やっぱりそうだ」と思うバイアスです。

機会損失を感じ積極的にリスクを取りたくなります。
後知恵バイアス

リスキーシフト

集団内で意思決定をする場合、リスクが高い選択をしやすくなるというバイアスです。

 

SNSなどで皆がやっている投資の場合、自分も強気になってリスクをとってしまう可能性があります。

リスキーシフト

バンドワゴン効果

大勢の人が買っているものは良い物だと思い込んでしまうバイアスです。
バンドワゴン効果

スノッブ効果

大勢の人が買っているものは嫌だと思い込んでしまうバイアスです。
スノッブ効果

ヴェブレン効果

良い物を買って見せびらかしたいと思うバイアスです。

ヴェブレン効果

プロスペクト理論

「利益を手に入れる」よりも「損失を回避する」方を選んでしまうバイアスです。

 

仮に成功率50%

利益100万

損失20万

であっても損失20万を嫌って投資が出来ません。

 

しかし、本来であれば確率が収束するまで回数を繰り返せば利益がでます。

プロスペクト理論

行動非行動の法則

行動したことによる後悔よりも行動しないことによる後悔の方が後悔の度合いが大きいという法則です。

 

機会損失による後悔が心に強く残る訳ですね。

結果として積極的にリスクを取りたくなります。

行動非行動の法則

自己奉仕バイアス

成功は自分の成果、失敗は他人や環境のせい

にしてしまうバイアスです。

 

情報の提供元などに責任を押し付けたくなります。
自己奉仕バイアス

ゼロリスク・バイアス

小さなリスクを無くすことに高い意識を持っている事で全体の重要なリスクが見えなくなるバイアスです。

 

短期的なリスク排除を優先して長期的に良くない事をしてしまう場合があります。

ゼロリスク・バイアス

イノベーション推進バイアス

新技術や仕組みを皆が使うべきと思ってしまうバイアスです。

新しい物には、欠陥や不備がでやすいのですが、それを過小評価しやすくもなります。

イノベーション推進バイアス

アンカリング効果

最初に情報や数字を与える事で相手の判断に影響を与える効果です。

 

以前に安い値段で買い利益が出ている株がある場合

これから更に高くなると分かっていても追加購入しにくくなります。
アンカリング効果

コンコルド効果

損失が予想されるのにこれまでの損失が無駄になるのを恐れて止められなくなる効果です。

損切が出来ずに損失が拡大してしまいます。
コンコルド効果

アンダードッグ効果

負けている方に感情移入して応援したくなる効果です。

調子のいい株よりも悪い株に逆張りで入りたくなります。

アンダードッグ効果

現在思考バイアス

将来的に手に入る大きな利益よりも目先の小さい利益を優先させてしまうバイアスです。

現在思考バイアス

ゲインロス効果

心理状態がプラスの時ととマイナスの時の変化量が大きい程、人の心に与える影響が大きくなるという効果です。

 

大きい損失から大きい利益になった時に嬉しくなって気が大きくなってしまいがちです。

ゲインロス効果

認知的不協和(矛盾正当化)

人の思想や行動を別の理論で正当化してしまうバイアスです。

 

短期投資をしていたはずなのに損失を確定したくない事から長期目線で正当化してしまう事があります。

認知的不協和(矛盾正当化)

シュガーランプ効果

相手に甘い言葉をかけることで警戒心を解除させたり好感度を上げやすくなるという効果です。

 

投資詐欺でよく使われます。

シュガーランプ効果

データ系

確証バイアス

自身が立てた仮説に対して情報を集めようとすると

否定的な意見よりも肯定的な意見に着目しやすくなるバイアスです。
確証バイアス

権威バイアス

人や組織が持つ権威性によって情報を信じやすくなってしまうバイアスです。
権威バイアス

一貫性バイアス

他者の過去の言動から現在や未来も変わらないだろうと考えてしまうバイアスです。

投資の世界では状況に合わせて考えを変えていく必要がある場合もあります。

一貫性バイアス

保守性バイアス

新しい何かを取り入れる際に考え方や行動を変える事に躊躇してしまうバイアスです。

保守性バイアス

バックファイア効果

自身の考えや意見に反する情報が出されたとき反対意見を聞き入れずに自身の考えに固執してしまう効果です。

バックファイア効果

ネガティビティ効果

ポジティブな情報よりもネガティブな情報に注意が向き印象に残り易いという効果です。

ネガティビティ効果

スリーパー効果

信頼性の低い情報が時間経過と共に信頼できると思ってしまう効果です。

スリーパー効果

カラーバス効果

ある事を意識する事で無意識に関連情報が手元にたくさん集まる様になる効果です。

カラーバス効果

希少性バイアス

なかなか手に入らない希少な物や情報が魅力的に見えるバイアスです。
希少性バイアス

エコーチェンバー現象

同じ様な属性、価値観を持つ人とのコミュニティーでやりとりをすることで特定の情報や思想だけが正しいと思い込んでしまう現象です。

エコーチェンバー現象

真理の錯誤効果

同じ情報が何度ももたらされる事によってその情報が真実であると認識されていくバイアスです。

真理の錯誤効果