ユキドケです。
今回は、日本の株価指数について解説したいと思います。
株価指数とは?
取引所や特定の銘柄群を集めて数値にした物です。
一定期間毎の数値を繋げる事でチャートととして見る事が出来ます。
チャートになるという事はテクニカル分析で値動きの予想が出来るという事ですね。
テクニカル分析はこちら
価格の集合体なので自分の持っている個別銘柄が
指数に対してどうなっているのか?
今後どうなっていくのか?
を予想するのに役立ちます。
また、米国の指数は現在世界の市場を牽引しているので米国以外の国へ投資する場合でも役立ちます。
日本株についてはこちら
ダウ平均
ダウ工業株30種とも言われています。
ニュースとかでもよく注目される指数ですね。
米国を代表する30社選んで株価を平均した物になります。
銘柄数が少ないので個別株の影響を受けやすいです。
また、株価の平均なので株価が高い銘柄の影響も多く受けます。
NASDAQ総合
NASDAQの全銘柄を対象に時価総額加重平均で指数を作っています。
1971年2月5日を基準日にして当時の時価総額を100として作られました。
NASDAQの全銘柄を対象にしているのでダウ平均よりも幅広い対象を使って作られている訳ですね。
また、ダウ平均は株価を平均しているのに対してこちらは時価総額(株価×発行済み株数)を基準に指数が作られています。
株価の平均だと株式分割で1つの株を2つに分けて株価が半分になるなんて事もある訳なので時価総額で全部発行済み株式についた値段の合計の方がマーケット本来の価値に近いのかもしれません。
S&P500
ニューヨーク証券取引所、NYSE MKT、NASDAQに上場している銘柄から代表する500社の株価を時価総額加重平均した物になります。
NASDAQと同じように株価の時価総額加重平均で計算されています。
インデックス投資としても有名で各社が様々な連動商品を作っています。
機関投資家の運用実績を示すベンチマークにも使われていて、S&P500を超えるように頑張っています。
ラッセル2000
ニューヨーク証券取引所、、NASDAQに上場している企業の内時価総額が1001位から3000位までの企業の株価を時価総額加重平均した物になります。
NASDAQ同じように株価の時価総額加重平均で計算されています。
米国の小型株を扱っているファンドがベンチマークにしています。
小型という事でリスクに敏感な市場になります。
この特徴を生かして先行して暴落を予見する炭鉱のカナリヤ何て呼ばれる事もあります。
最後に
今回は、米国の主要指数について解説しました。
計算方法が平均だったり加重平均だったり、市場全体だったり市場の代表銘柄だけだったり色々ややこしいですよね。
ですが、米国の指数は世界を牽引していますので自分の持っている銘柄の未来を予想するのに役立ちます。
また、それぞれの指数には投資信託やETFがあったりするので市場全体に分散投資をしたい方は、探してみるのもいいと思います。
おわり