ユキドケです。
今回は、相場の荒れ具合を計る事が出来るボラティリティインデックスを解説したいと思います。
暴落時の助けになってくれますよ!!
ボラティリティインデックスとは?
投資家が将来の相場をどう予想しているかを示す指数です。
指数は、オプション取引による変動率を使って計算されています。
オプション取引は、将来の値段を予測して取引をするのでその変動率を見る事で投資家の将来見通しを知る事が出来る訳ですね。
この指数は、相場が不安定な時に大きくなる特徴があります。
逆に相場が安定すると指数が小さくなっていきます。
大きくなると暴落する危険があるので注意が必要です。
相場の種類についてはこちら
日経平均VI
日経平均株価の1ヶ月後を予測した指数になります。
平時では、20~30辺りを動いています。
この30や40を上回るかが一つの節目として捉えられています。
VIX恐怖指数
米国の株価指数S&P500のボラティリティを示した指数です。
平時では、10~20辺りを動いています。
20や30を上回るかが一つの節目として捉えられています。
VITOXX欧州指数
ユーロ圏での株価指数EUROSTOXX50のボラティリティを示した指数です。
平時では、10~20辺りを動いています。
20や30を上回るかが一つの節目として捉えられています。
ボラティリティが高い時は待つのも相場
ボラティリティインデックスが高い時は暴落の可能性が高い一方、最近のコロナ相場の様な底を打った後一気に反転する様な事があります。
つまり、暴落しやすいからといって下がる方にかければ良いという物でも無い訳ですね。
値動きが激しい事から一気に損失が膨らんでしまう可能性も高い為、初心者の内は相場の方向性が決まってから動き出すという戦略も考えておいた方がいいですよ。
最後に
今回は、ボラティリティインデックスについて説明しました。
暴落時の危険信号になってくれるので何処まで下がるのかを予測する時には便利ですよ。
おわり