日本の主要株価指数(日経225、TOPIX、マザーズ、ジャスダック、日経400)について【投資の基本を簡単解説】

ユキドケです。

今回は、日本の株価指数について解説したいと思います。

 

 

株価指数とは?

 取引所や特定の銘柄群を集めて数値にした物です。

一定期間毎の数値を繋げる事でチャートととして見る事が出来ます。

 

チャートになるという事はテクニカル分析で値動きの予想が出来るという事ですね。

 

テクニカル分析はこちら

 

価格の集合体なので自分の持っている個別銘柄が

指数に対してどうなっているのか?

今後どうなっていくのか?

 

を予想するのに役立ちます。 

 

また、日本の指数は現在市場を牽引している米国指数に引っ張られる形で動いている事が多いのも特徴です。

 

日経225

日経平均とも言われています。

ニュースとかでもよく注目される指数ですね。

 

東証1部に上場している銘柄の中から業種間のバランスを考えて225社選んで株価を平均した物になります。

 

業種間のバランスを取っているので相場全体の流れを掴むことが出来ます。

株価の平均なので株価が高い銘柄の影響も多く受けます。

f:id:Yukidoke:20200613184430j:plain

 

TOPIX

東証株価指数とも呼ばれています。

東証1部の全銘柄を対象に時価総額加重平均で指数を作っています。

 

1968年1月4日を基準日にして当時の時価総額を100として作られました。

 

東証1部の全銘柄を対象にしているので日経225よりも幅広い対象を使って作られている訳ですね。

 

また、日経平均は株価を平均しているのに対してこちらは時価総額(株価×発行済み株数)を基準に指数が作られています。

 

株価の平均だと株式分割で1つの株を2つに分けて株価が半分になるなんて事もある訳なので時価総額で全部発行済み株式についた値段の合計の方がマーケット本来の価値に近いのかもしれません。

f:id:Yukidoke:20200613184455j:plain

 

マザーズ平均

東証1部を目指すベンチャー企業向けに作られた市場であるマザーズ全銘柄の株価を時価総額加重平均した物になります。

 

TOPIXと同じように株価の時価総額加重平均で計算されています。

ベンチャー企業向けの指数なので動きが軽く他の市場に先行して動いたり値動きが大きく出てきたりするのが特徴です。

 

この特徴を生かして先行して暴落を予見する炭鉱のカナリヤ何て呼ばれる事もあります。

f:id:Yukidoke:20200613193143j:plain

 

ジャスダック平均

ベンチャー企業向けに作られた市場であるジャスダックに上場している全銘柄の株価を平均した物になります。

 

日経225と同じように株価の平均で計算されています。

ジャスダックの市場は、ベンチャー企業向けとはいっていますが中には歴史の長い企業も存在しています。

 

そういった企業は、ジャスダックスタンダードと呼ばれています。

こちらが、現在のジャスダック市場の大半を占めています。

 

それに対して新興企業は、ジャスダックグロースと呼ばれています。

こちらは、成長性が認められれば赤字企業でも上場することが出来ます。

 

ベンチャー向けの指数の所以ですね。

f:id:Yukidoke:20200613193206j:plain

 

日経400

Jpx日経400です。

東証1部、東証2部、マザーズジャスダックの中から上場後3年以上で株式の流動性や利益、資本効率、ガバナンスなどを考えて400社選んで株価を平均した物になります。

 

他の指数と違い資本効率やガバナンスを銘柄選定に使用しています。

また、東証1部からジャスダックまで幅広い銘柄が組み込まれているのも特徴です。

f:id:Yukidoke:20200613190746j:plain

 

最後に

今回は、日本の主要指数について解説しました。

計算方法が平均だったり加重平均だったり、市場全体だったり市場の代表銘柄だけだったり色々ややこしいですよね。

 

ですが、自分の持っている銘柄の未来を予想するのに役立つのでぜひ覚えるようにしましょう。

 

また、それぞれの指数には投資信託ETFがあったりするので市場全体に分散投資をしたい方は、探してみるのもいいと思います。

 

投資信託ETFについてはこちら

 

おわり