コモディティ価格と素材株の関係!!オペレーティングレバレッジ(営業レバレッジ)[画像で簡単に分かりやすく解説]

こんにちはユキドケです。

今回は、オペレーティングレバレッジについて話をします。

 

 

オペレーティングレバレッジ(営業レバレッジ)

基本的には資源価格が上がるとそれ以上に資源株の会社利益が上昇するといわれています。

なぜかというと会社にはコストがあるからです。

 

例を挙げると

①1000円(資源価格) - 500円(コスト) = 500円(会社利益)

②2000円(資源価格) - 500円(コスト) = 1500円(会社利益)

 

資源価格が2倍になる中利益の方は3倍になっていますよね。

この様にコストが固定であれば

資源価格の上昇<会社利益の上昇

になります。

※会社利益が上がっても株価が同じように動くかは分かりません。事前の折り込みなどもある為です。

 

会社利益が大きく上がる半面、下がる場合も大きく動きます。

ここに関しては気を付けましょう。

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効率化とレバレッジ

先程はコストがあるので

資源価格の上昇<会社利益の上昇

になるという話でした。

 

では、次に資源価格に対してコストの高い会社とコストの低い会社のどちらが利益上昇が大きいかを見ていきます。

 

低コストの会社

①1000円(資源価格) - 500円(コスト) = 500円(会社利益)

②2000円(資源価格) - 500円(コスト) = 1500円(会社利益)

 

高コストの会社

①1000円(資源価格) - 800円(コスト) = 200円(会社利益)

②2000円(資源価格) - 800円(コスト) = 1200円(会社利益)

 

低コストの方は500円から1500円で3倍になっています。

高コストの方は200円から1200円で6倍になっています。

という事でコストの大きい会社の方が資源価格上昇時により多く利益が伸びます。

もちろん下がる時はより大きく下がるので気を付けて下さい。
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