こんにちはユキドケです。
今回は、「損益計算書とお金の動き」という本の話をします。
損益計算書の考え方
損益計算書では、収入と費用から会社に利益が出ているか損失が出ているかをみる事ができます。
収入の部では何がどれだけお金になったかを見ます。
費用の部では労働や費用にどれだけお金を払ったかを見ます。
損益の部では収入から費用を引いてお金が増えたのか減ったのかを見ます。
収入に関係するお金の動き
収入では、主に消費者にモノやサービスを販売してお金をもらいます。
費用に関係するお金の動き
従業員の労働に対する給料や取引先への支払い、インフラ等への支払いなどをします。
損益に関係するお金の動き
損益を公開した際に株式市場が反応して株主に利益や損失が出ます。
関係者の利益と理想
先程の話では、基本的に「消費者」「取引先、従業員」「株主」3つの関係者とお金のやり取りを行っているという話でした。
ここからは、この3者の関係性を見ていきます。
消費者に利益還元する場合
普段の感謝から割引セールを行う事があります。
その場合、お金の動きとしては「費用を抑える」か「利益を削る」事になります。
取引先、従業員に利益還元する場合
この場合、お金の動きとしては「収入を増やす」か「利益を削る」事になります。
株主に利益還元する場合
この場合、お金の動きとしては「費用を抑える」か「収入を増やす」事になります。
という風に誰かに還元すると他2つからお金を取ってくるという関係になっています。
一番の理想の形は
多くの消費者に良い商品を販売
従業員や取引先にしっかりお金を払う
企業の利益も残り株価が上がる
という感じですかね。
「収入」「費用」「損益」全てを高いレベルで維持できるようになりたいものです。