こんにちはユキドケです。
今回は、労働と消費の話をします。
労働と消費の関係
経済において労働と消費はコインの表と裏の関係にあります。
労働者がモノやサービスを提供し消費者が対価としてお金を払います。
この二つのバランスが大事になります。
労働が不足するとお金があっても消費者は買うことが出来ません。
逆に消費が不足するといくら働いても満足のいく利益が得られず給料も上がりません。
また、労働者は同時に消費者でもあります。
企業から得た給料を使い別の企業の収益になります。
こちらの記事も読むとより理解が深まります。
経済が回ると価値のある物が増える
経済は動けば動くほど価値のある物が増えていきます。
例えば一億円と何か物(サービス含)が交換された場合、その交換を行う物は一億円の価値があると考えられます。
消費者は一億円の価値が無い物に一億円を払おうと思わないためです。
上記の画像を見ると交換前は一億円を左の人が持っているだけでしたが、絵を交換した後は一億円相当の商品と一億円が同時に存在しています。
この交換を繰り返すことで一億円の価値のある物がどんどん増えていきます。
まあ実際は、税金や経費等がある為一億円が何度も行き来する事なんてないんですが・・・
ただ、お金が動けば動くほどそれと同等の価値のある物が増える事は確かです。
経済が回らなくなる理由
先程は、労働と消費のバランスを取ることが重要という話をしました。
そして日本では、デフレギャップといった問題があります。
供給>需要の状態です。
つまり、お金を使いたがらない状態でそれにより労働側が稼ごうとしても中々買ってもらえなかったり安くしないといけなくなったりします。
なぜ、消費をしたがらないのかというと
1.デフレで物価が下がりお金の価値が比較的に高くなっていく状態が長く続いた。
同時に円が安全通貨として国民に浸透している為、お金が非常に大事にされていま
す。
この辺の話は、こちらでしています。
2.将来への不安で貯蓄を求めている。
世の中が不況になると備えの無い企業は倒産してしまいます。
個人で言えば破産や借金ですね。
こういった不安があると将来の為に貯蓄しようという考えが強くなります。
経済の回転と貯蓄のバランス
いままでの話の中で経済を回す為には労働と消費のバランスが大事。
しかし、いざという時の備えに貯蓄が欲しい。
という話をしてきました。
いざという時の備えは確かに重要です。
ですが、そうはいってもいくらでも無制限に貯蓄しようとすると経済が回りません。
という事で、いざという時に必要な金額を決めておきそれ以上の金額に関しては消費や投資をして経済を回していこうという考えが重要です。
いざという時に必要な金額については、各々の生活費によります。
その生活費の何年分(何か月)みたいな感じで決めるのがおすすめです。
なぜ経済を回すのに投資が出てくるのかについてはこちら