需要と供給とマッチングそれからデフレの話[画像で簡単に分かりやすく解説]

こんにちはユキドケです。

今回は、需要と供給とマッチングそれからデフレの話をします。

 

 

需要と供給とマッチングの関係

よく経済は需要と供給のバランスで動いていると言われます。

 

需要が無いと商品やサービスを用意しても売れません。

逆にお金があっても商品やサービスが無いと買えません。

 

ですので

需要が少ない場合は、値段を安くしたりプラスアルファの付加価値を付けて買いたい人を増やします。

 

商品やサービスが無い場合は、多少高くても商品を買います。

 

ここのバランスで経済が成り立っている訳です。

 

ですが

そもそも、良い物でもお客に知られていない為にあまり儲かっていない場合もあります。

 

知る人ぞ知る○○

みたいな奴です。

 

そんな時に重要になるのがCMや広告などによる宣伝です。

宣伝をする事で商品の価値を理解してもらい消費者自身が理解していない潜在需要に気づいてもらいます。

需要と供給とマッチング

もしくは、宣伝をしなくても人が集まるような場を使用している場合もありますね。

 

ショピングモールみたいな人が集まる所に商品をおいておく事で認知して貰います。

 

最近ではAmazon楽天などネット上に人が集まる場が出来てきてそちらでの販売も人気ですね。

供給側の競争とデフレ化

先程は需要と供給の関係について話していましたが、供給サイドには競合他社という競争相手がいます。

資本主義ではこの競争による企業努力によって世の中がより良くなっていくという考え方をします。

市場の成熟と価格競争

しかし、ここで問題になってくるのが市場の成熟です。

 

顧客に商品がいきわたる事により新規の顧客が現れなくなります。

そうした場合に更に企業が儲けを出そうとすると他社の顧客を奪う事になります。

 

この時に商品価値を上げて他社に差をつけるのならいいのですが、商品の付加価値を付ける事に限界にある場合、価格を下げる事で他社に有利になろうとします。

値段が安いという事も魅力の1つです。

 

更に製造工程の効率化が進みこちらも限界が来た場合は、労働者の給料やステルス値上げによるシュリンクフレーションになります。

価格競争とデフレーション、シュリンクフレーション

デフレやシュリンクフレーションの解説はこちら

 

当たり前ですが、競争に負けた会社は稼げなくなります。

また、競争に勝った方はより稼げるようになりますが、市場全体の稼げる金額は減ります。

 

需要が1000

値段が300円

だった場合

 

300000円の市場ですが

競争で値段が150円になった場合

 

150000円の市場になってしまいますよね。

こうして市場がドンドン縮小して行ってしまう訳です。

 

この問題の解決には供給サイドだけで無く需要側の変化も重要だと思われます。

そこらへんの話はこちら