こんにちはユキドケです。
今回は、人口ボーナスと人口オーナス、少子高齢化の話をします。
人口ボーナスについて
人口ボーナスは労働年齢人口(15~65歳)が非労働人口の2倍以上ある場合の状態です。
ある社会が「多産多死」から死亡率が減り「少産少死」に移行する際に一時的に発生するといわれています。
労働力の増加率が人口増加率よりも高く労働力が豊富になり経済成長が促進されます。
人口オーナスについて
この状態だと労働者不足で消費が減少したり労働者の社会保障負担が増えて経済発展を阻害します。
良い人口オーナスについて
先程は人口オーナスが悪いような言い方をしましたが非労働人口の子供が占める割合が多い場合は、あまり問題ありません。
子供は将来の労働者だからです。
いまは、労働人口が養っていてもいつかは成人して沢山の労働者になります。
人口オーナスからの脱却
日本でも少子高齢化で人口オーナスに突入しました。
その人口オーナスから脱却する為には労働人口が必要なので子供を増やして先程の良い人口オーナスの状態にする事が重要になります。
下の図のように人口ボーナスまで行くのは難しいにしろ労働者が増える事により人口オーナスからの脱却を目指せます。
若者は人口オーナスの状態で多産になれるのか
ここで問題になってくるのが、少子高齢化で少ない若者が多くの老人の面倒を見なければいけない状態で更に沢山の子供の世話を行う必要がある事です。
少子高齢化や人口オーナスを終わらせる為には、少なくとも両親の数と同じ3人以上の子供が欲しいです。
そうでなければ、親世代が引退する際に労働力がマイナスかプラマイゼロになってしまいます。
ですが3人以上子供を育てるとなると若者世代の負担は大きそうですよね。
ここに関しても政府による支援が重要になりそうです。