中心産業の変化&分類と働き方の多用化[画像で簡単に分かりやすく解説]

こんにちはユキドケです。

今回は、産業の変化と分類について話をします。

 

 

コーリンクラークの産業分類

コーリンクラークは産業を3つに分類しました。

農業や漁業など資源を生産する「一次産業」

製造業や飲食など資源を加工する「二次産業」

その他の産業が該当する「三次産業」

です。
コーリンクラークの産業分類

中心産業の変化と労働者

一次産業

高度経済成長以前の日本では「第一次産業」が経済の中心でした。

その後、1950年ごろから電化製品が出てきて「二次産業」中心の経済に変わっていきます。

 

やがて、自由貿易が活発になってくると海外から安い輸入品が入ってくるようになり国内の「一次産業」が大きな打撃を受ける様になります。

 

現在では高齢化や後継者不足になっている反面、農業を中心に生産だけで無く経済面での改善を狙った「アグリビジネス」やテクノロジーによる自動化など再注目されています。

 

第二次産業

テレビや洗濯機の登場により日本の経済の中心は「二次産業」になりました。

車を始め様々な商品を輸出していましたが、人件費の安い海外に工場を移転していったため国内の「二次産業」が大きな打撃を受ける様になります。

 

現在でも日本の製造業には高い技術を持った企業が存在していますが、若い世代の労働者が不足していて技術の継承が問題になっています。

 

また、IT化により製造業の巻き返しを狙おうとする動きも注目されています。

 

第三次産業

国民が趣味や娯楽にお金を使うようになりグルメや観光などの娯楽が発展して「三次産業」が発展していきます。

スマホの普及によりIT分野が大きく伸び経済の中心になっていきました。

 

しかし、「三次産業」は業種が多い為、ITや医療など人気の高い業種と一部のサービス業の人手不足の業種で分かれています。

中心産業の変化と労働者

1次産業の6次産業化

第一次産業」の持っている価値を高める為に従来の「生産」だけでなく「加工」や「販売」までを行おうという試みです。

 

上手くすればブランド価値を出せますが、全てを自分たちだけで行うのは非常に難易度が高く苦戦している所も多いようです。

 

また、「三次産業」部分をSNSやユーチューブ化して販売以外の収益を得ている方たちもいる様です。
1次産業の6次産業化

社会の変化

我々の社会は、狩猟社会から始まって

農耕社会、工業社会、情報社会と進化してきたといわれています。

そんな中で次に注目されているのがAIやIoTによるスピード型社会です。

社会の変化(狩猟社会、農耕社会、工業社会、情報社会、次の社会)時代が進むと前時代の働き方にも影響するテクノロジーが出てきたりするので他業種の方も注目してみると良いかもしれません。

 

社会の変化による働き方の変化についてはこちら

 

色別職業

先程まではコーリンクラークの産業分類で見てきました。

ですが、現在では他にも「ブルーカラー」や「ホワイトカラー」という分類でも職業を分類しています。

色別職業

ブルーカラー

製造業や建設業など生産現場などで働く作業者技術者を指します。

肉体労働者が青い襟の作業服を着ていたことから使われ始めました。

 

ホワイトカラー

デスクワーク中心の企画職や総務など指します。

白いワイシャツを着ていたことから使われ始めました。

 

グレーカラー

ブルーカラー」「ホワイトカラー」の中間に立ち両方の業務に関係していたりします。

 

グリーンカラー

林業自然エネルギーなど環境に関係する業務を指します。

 

ピンクカラー

看護師や保育士など女性のつく職業を指します。

 

メタルカラー

AIを活用したロボットなどの高度な技術を使用する職業を指します。

 

ブラックカラー

「裏社会、非合法」系の組織やブラック労働を行う様な職業を指します。

 

オレンジカラー

趣味を仕事にしている方たちを指します。

 

シルバーカラー

介護や老人ホームなどシルバー世代を相手にする職業を指します。

 

ゴールドカラー

会社の上下関係を意識せず自分で仕事を作り出し結果を出します。

自分のキャリアを延ばす為には独立や転職なども積極的に行います。

 

レッドカラー

奴隷の方たちを指しています。

現在では使われていません。