記録媒体の流れ

こんにちはユキドケです。

今回は、記録媒体の歴史について話をします。

 

 

パンチカード(1801年~1970年代位)

厚めの紙に穴を開ける形でデータを記録します。

紙テープ(1800年頃)

一本のテープに連続してデータを記録します。

同時期のパンチカードと比べて薄いのでかさばりにくく安い値段でした。

写真(1820年~)

登場した当初は露光時間が長く使いにくい状態でした。

フィルム式のタイプは1880年頃から出てきて普及していきます。

レコード(1877年~)

発明時は、円筒状のモノでした。

後に円盤状に変わり一般にも広く普及しました。

シネマトグラフ(1895年)

初期の映画装置で一台で撮影、映写、現像ができました。

磁気テープレコーダー(1920年代)

磁気テープへの記録が実用化されテープレコーダーが出てきました。

トーキー映画(1926年)

映画に音声をつけた作品が出てきました。

8ミリフィルム(1932年)

手軽な映像記録媒体として登場し一般家庭まで幅広く普及しました。

コンピュータ用磁気テープ(1950年代)

紙テープに比べて50倍以上の処理速度と大容量のデータを記録できた為、コンピュータの記録媒体として利用されるようになります。

HDD(1957年頃)

登場時は業務用コンピュータの外部記憶装置として出てきました。

大型で値段も非常に高価でした。

 

日本での個人向けハードディスクは1985年頃になります。

フロッピーディスク(1971年頃)

発売当初は、業務用コンピュータの外部記憶装置として出てきました。

後に小型化され個人用パソコンでも使用出来るようになり普及していきます。

ベータマックス(1975年)

日本でのビデオテープ規格として登場しVHSと規格争いをしました。

VHS(1976年)

日本でのビデオテープ規格として登場しベータマックスと規格争いをしました。

CD(1982年)

音声やデータを記録できる光ディスクの第1世代。

ゲームなどにも利用され広く普及しました。

MO(1988年)

フロッピーディスクの様に書き換えが容易で磁気により壊れる可能性も低いので便利でした。

SSD(1991年)

HDDに対して省エネでデータの転送速度が速いなど利点がありシェアを奪い合っています。

ZIPドライブ(1995年)

記憶容量が大きく価格も安かったのでアメリカを中心に普及しました。

DVD(1994年)

光ディスクの第2世代。

CDよりも大きな容量を記録するため開発されます。

 

1996年にビデオプレーヤーが誕生。

ビデオテープの市場を奪っていきました。

スマートメディア(1995年)

東芝が出したメモリーカードの規格になります。

国内では、デジタルカメラの記録媒体として広く普及しました。

メモリースティック(1997年)

ソニーオリンパス、カシオ、三洋電機、シャープ、富士通と共に開発したメモリーカード規格になります。

コンパクトフラッシュ(1990年代後半)

アメリカのSanDiscが開発したコントローラチップ搭載のメモリーカード規格になります。

SDメモリーカード(2000年)

松下電器アメリカのSanDisc、東芝と共に開発した小型メモリーカードです。

USBフラッシュメモリ(2000年頃)

USB接続で記録のやり取りができるフラッシュメモリです。

小型で持ち運びしやすい為広く普及しました。

Blu-ray Disc(2002年頃)

光ディスクの第3世代。

DVDよりも更に大きな容量を記録するため開発されます。

HD DVD(2002年頃)

Blu-ray Discに対抗する形で現れた光ディスクの第3世代です。

 

しかし、2008年に撤退しています。

Ultra HD Blu-ray(2015年)

Blu-ray Discを更に進化する形で現れた光ディスクの第3世代です。