企業の見えざる資産!?無形資産について[画像で簡単に分かりやすく解説]

こんにちはユキドケです。

今回は、無形資産について話をします。

 

 

有形資産と無形資産

資産は目に見える

モノ、機械、家、現金、有価証券などの

有形資産

 

目に見えない

人材、組織力、研究、技術、ブランド、顧客情報、ネットワークなどの

無形資産に分かれます。

有形資産と無形資産

近年はデジタル化によってシステム、ネットワーク、データなどの無形資産が急激に増加しています。

デジタル化と無形資産の増加

また、プラットフォーム企業などはネットワーク外部性により自社以外の行動によって価値が増えることもあります。

 

例えばスマートフォンでは

①ユーザー数の増加

アプリ開発の増加

スマホの利便性アップ

④①に戻る

 

が繰り返されることによってスマホやOSの価値が上昇してきました。

ネットワーク外部性についてはこちら

先程のように価値を数値化することが困難な資産も増えています。

この様な無形資産を捕捉し正確に評価するのが課題という人もいます。

無形資産の分類

次は無形資産の主な分類について見ていきます。

 

産業財産権…商標権、意匠権実用新案権特許権

知的財産権産業財産権に加えて営業秘密、著作権等が加わります

③知的財産…知的財産権に加えてブランド、ノウハウ等が加わります

④知的資産…知的財産に加えて人的資産、組織力、顧客関係、システム、ネットワーク、データ等が加わります

⑤無形資産…知的資産に加えてのれん、営業権、借地権、電話加入権等が加わります

無形資産の分類

無形資産の減価償却と耐用年数

無形資産の中には、減価償却をして費用計上することで利益と相殺し節税できる物もあります。

耐用年数はそれぞれ違っていて10年であれば10年で0になるように毎年10%価値を減らしていきます。

無形資産における減価償却と耐用年数