こんにちはユキドケです。
今回は、物流について見ていきます。
水運
江戸時代は河川・沿岸航路が発達しそれに伴い水運が広がりました。
菱垣廻船(1619年)
廻船問屋の始まり
新河岸川舟運(1638年)
開始
淀川(1600年前半〜)
インフラ整備、三十石船の活躍
利根川・江戸川(1654年)
利根川東遷事業
東廻り航路(1670年)
整備
西廻り航路(1672年)
整備
飛脚
飛脚制度が発達し、民間配送ネットワークが形成されます。
五街道により陸運のしやすさも向上しています。
継飛脚(1590年)
東海道で整備
五街道(1600年代初頭)
完成
町飛脚(1663年)
東海道の三都で開始
陸運元会社(1872年)
飛脚業者らによって設立
駄賃馬稼(通称:駄馬)
馬に荷物を背負わせて運ぶことが増えます。
西洋にある馬車は街道の未整備もあり、物流手段として遅れることになりました。
五街道(1600年代初頭)
完成
伝馬制度(1601年代初頭)
幕府が整備した交通・通信システム
荷車
水運や鉄道による輸送後、水路や線路の繋がっていない場所への大量輸送に重宝されました。
五街道(1600年代初頭)
完成
大八車(1657年)
完成
リヤカー(1921年)
完成
鉄道
鉄道が登場すると陸上での輸送が高速化。
国内物流の中心になっていきます。
新橋–横浜間(1872年)
開通
日本通運(1937年)
飛脚時代に作られた「陸運元会社」が総合物流企業へ
鉄道貨物と連携
馬車
鉄道駅への足としての活躍や郵便や物流にも利用されました。
東京馬車鉄道(1882年)
運行
トラック
モータリゼーションによる自動車の普及と高速道路により大きく発展します。
また、一般家庭への宅配便が増えるとそちらの輸送でも活躍します。
国産量産型トラック(1917年)
「TGE-A型」を開発
ヤマト運輸(1919年)
創業
佐川急便(1957年)
創業
名神高速道路(1964年)
開通
自転車
都市部の商店の配達や郵便、出前などで活躍しました。
特にモータリゼーション前の自動車が高い時代には重宝されました。
郵便局(1892年)
採用
出前(1950年代前半)
自転車による曲芸的な蕎麦屋の出前が頻発
出前機(1950年代後半)
自転車やバイクに商品を積める機構を開発
バイク
モータリゼーションが進むと自転車に変わる形で普及します。
特に都市の狭い道路は自動車よりも優位性があります。
国産初のバイク(1909年)
「NS号」を開発
国産初の量産型バイク(1913年)
「アサヒ号」を開発
郵便バイク(1930年代前半)
採用
本田技研工業株式会社(1948年)
創業
ヤマハ発動機株式会社(1955年)
創業
ホンダ・スーパーカブ(1958年)
「そば屋の出前持ちが片手で運転できる」という思想で設計
タンカー
主要エネルギーが石炭から石油になると
中東からの原油輸入が急拡大、タンカーの需要も大きくなります。
大型化しタンカーの保有量も増えます。
国産初の外航オイルタンカー(1907年)
「紀洋丸」を開発
世界初大型タンカー(1966年)
「出光丸」を開発
国産初LNGタンカー(1983年)
天然ガス輸送の「尾州丸」を開発
タンクローリー
ガソリンスタンド増加や石油化学商品の増加によりガソリン等の輸送で使われるようになります。
日本石油(現ENEOS)(1925年)
初のタンクローリー導入
国内製造(1930年)
開始
バルク船
製鉄業の拡大による鉄鉱石や穀物などの輸送で使われるようになります。
大島造船所(1976年)
バルクキャリア建造
大島造船所(1991年)
方針をバルク特化へ
バルク車
建設ラッシュや高速道路建設用の為のセメント
食品工場の発展による小麦粉、飼料などの輸送に使われるようになります。
スクリュー式(1951年)
開発
空気圧式(1960年)
開発
ダンプ型小麦粉バルク車(1978年)
開発
冷凍車
スーパーマーケットが登場すると食料品の流通が増えます。
その後、冷凍食品の拡大やコンビニの登場で更に需要が増えると新鮮なまま輸送できる冷凍車の需要も増えていきました。
国産初の機械式冷凍車(1958年)
開発
コールドチェーン勧告(1965年)
冷凍・冷蔵食品を生産から消費まで低温度で保つ「低温物流体系」の整備勧告
トレーラートラック
戦後復興と高度経済成長から荷物(鉄鋼・建材・機械)の大量輸送が課題へ。
コンテナ船が使われるようになるとコンテナを積み込めるタイプのトレーラートラックが普及します。
アメリカから輸入(1930年)
鉄道貨物の集配などで使用
初の国産トレーラー(1944年)
開発
RORO船
日本の自動車輸出が増えるようになると完成車を運べるRORO船の需要が拡大しました。
自動車専用船(1965年)
「追浜丸」を誕生
日本初の本格的RORO船(1969年)
建造
コンテナ船
海外でのコンテナライゼーションの波に乗り物流を効率化させました。
コンテナは荷物の安全性、低コスト化によりグローバルなサプライチェーンの発展に大きく影響を与えました。
後に大型化が進み更なる効率化をしていくことになります。
日本初の専用船(1968年)
「箱根丸」を開発
パナマックス船(1980年辺り)
パナマ運河の制限サイズに合わせて大型化
ポストパナマックス船(1980年後半)
運河の通過を諦め、船幅を更に広げた船舶が主流へ
メガコンテナ船(2000年以降)
パナマ運河の拡張などもあり更なる大型化へ
貨物機
半導体や精密機器のような高付加価値商品や
生鮮食品のような輸送時間を短くしたい商品の輸送で重宝しています。
定期航空路(1920年)
堺〜高松間で開通
羽田飛行場(1931年)
完成
大日本航空(1938年)
設立
貨物機の大型化(1970年)
ボーイング 747登場から大型化