相場の波に乗ろう!!上昇トレンド、下降トレンド、持ち合いについて【投資の基本を簡単解説】

ユキドケです。

今回は、トレンドについて解説したいと思います。

 

 

トレンドとは?

基本的に相場は上がったり下がったりを繰り返しながら動いていきます。

その中で全体の流れが上昇かもしくは下降の流れがある状態の事をトレンドいいます。

 

チャートを見て判断するので同じ商品でも表示するチャートの期間によって状態が変わる事があります。

 

チャートの見方や期間についてはこちら

 

①上昇トレンド

相場が上昇している時の状態です。

f:id:Yukidoke:20200608193846j:plain

相場が上がったり下がったりしていますが、全体の流れでは安値が前回の安値よりも高くなります。

 

同時に高値の方も前回の高値を切り上げている状態です。

f:id:Yukidoke:20200608194926j:plain

②下降トレンド

相場が下降している時の状態です。

f:id:Yukidoke:20200608195452j:plain

相場が上がったり下がったりしていますが、全体の流れでは安値が前回の安値よりも低くなります。

 

同時に高値の方も前回の高値を切り下げている状態です。

f:id:Yukidoke:20200608195605j:plain

 

ちなみに

高値を繋いで出来た線を上値抵抗線(レジスタンスライン)

安値を繋いで出来た線を下値支持線(サポートライン)

といいます。

 

持ち合いとは?

上昇や下降が弱くトレンドが発生していない状態です。

相場は、あまり動いていない様に見えますが裏では買いや売りのポジションが増加している事があります。

 

そうした場合、相場が上下どちらかに大きく傾いた場合に負けた側が撤退する為に反対売買を行う事になります。

 

買いポジションの場合は、売り。

売りポジションの場合は、買い。

 

を行います。

つまり勝った側の流れが強くなる訳ですね。

こうやって新しいトレンドが発生する事もあります。

 

売りポジションが分からない方はこちら

 

トレンドの買い場、押し目と戻りを利用しよう

トレンドは、相場の全体の流れを見る訳ですがもっと短い流れを見ると上がったり下がったりを繰り返しています。

 

どうしてそうなるのかといえば

 

利益を出した人が損失になる前にポジションを閉じようとする利確が入ったり

そろそろ動きすぎだからと反対ポジションで入る人が出てくるからです。

 

上昇トレンドの中で出る下がりの事は押し目といいます

f:id:Yukidoke:20200608203157j:plain

上昇していく中で一時的に安くなっている状態です。

 

下降トレンドの中で出る上がりの事は戻りといいます。

f:id:Yukidoke:20200608203359j:plain

下降していく中で一時的に高くなっている状態です。

 

トレンドに合わせた投資をしていく「順張り」をする場合はこういった押し目や戻りを狙っていくのが重要になってきます。

 

トレンド転換

長く続いたトレンドもいつかは終わりを迎えます。

上昇トレンドの場合は、レンジや下降トレンドに入っていく場面です。

 

ポジションを閉じたり

逆のポジションにいち早く入るために必要になります。

 

上昇トレンドの場合は、高値が前回の高値を越えられていないか

安値が前回の安値を越えた時が転換の合図になります。

f:id:Yukidoke:20200608205209j:plain

下降トレンドの場合は、安値が前回の安値を越えられていないか

高値が前回の高値を越えた時が転換の合図になります。

f:id:Yukidoke:20200608205652j:plain

騙しでトレンドが変わったように見せかける場合があるので注意は必要です。

 

最後に

今回は、トレンドについて解説しました。

このトレンドは、テクニカル投資をする際に非常に重要になってきます。

 

ぜひ覚えましょう!!

 

テクニカル投資についてはこちら

 

おわり