ユキドケです。
今回は板について書いていきたいと思います。
板とは?
現在の買い注文と売り注文の値段や数量を確認出来ます。
注文状況を確認する事で今現在の値段やどちらに動きそうかなどをある程度予測出来るので覚えておくと良いですよ。
画像の左側が売り注文の数で中央が値段右は買い注文の数になります。
成り行きで買い注文が入ると安く売られている物から買われていって
成り行きで売り注文が入ると高く買ってくれる所に売られて行きます。
また、買いの指値を新しく入れた際に既存の売りの指値よりも高ければその場で1番安い物を買うことになります。
売りの指値を新しく入れる場合は逆ですね。
既存の買値よりも安ければその場で1番高く買ってくれる人に売ることになります。
直ぐに取引ができない場合は、板に注文が追加される事になります。
成り行きや指値が分からない方はこちら
OVERとUNDERとは
板の値段の所を見ると上下にOVERとUNDERという値段がついていると思います。
これは何かというと板に書かれている値段よりも高い注文や低い注文をまとめた物になります。
注文数は、それぞれの合計を表しているので強気の買いや弱気の売りがどれだけ有るのかを確認するのに役立ちます。
板がスカスカの時は要注意!?
取引をしていると注文が少なくて板の値段がトビトビになっている事があります。
例をあげると
1000円で買いたい数量が100
1020円で買いたい数量が100
1000円から1020円の間に全く注文が入っていません。
この様に間の値段が無くて一気に値段が動いてしまいがちな状態の事を板がスカスカと言います。
こういった状況で成り行き注文してしまうと
1000円付近で買おうとしていたのに1020円で買ってしまった 😱
なんて事になってしまう可能性がある訳です。
怖いですね。
板が厚い時は取引を逃してしまうかも!?
先程は、注文量が少ない時の話をしました。
今度は逆に注文量の多い時の値動きを説明したいと思います。
注文量の多い時は、予め取引の予約が多い状態なので後から同じ値段で注文を入れても既存の注文が全て無くなるまで取引出来ません。
つまり、取引が出来ない可能性がある訳ですね。
こうした時は少し損をしてでも成り行きで早めに取引をしてしまうのも手です。
最後に
今回は、板について書きました。
以前に書いた成り行き注文と指値注文の記事の補足みたいな感じですね。
板を見る事で指値注文をいくらで行うべきかを判断する材料ができるので結構重要なんですよ。
おわり