脱出系SFミステリ「百万畳ラビリンス」を読んだ感想

少し前に好きだった 漫画を紹介します。

[商品価格に関しましては、リンクが作成された時点と現時点で情報が変更されている場合がございます。]

百万畳ラビリンス(上) (ヤングキングコミックス) [ たかみち ]
価格:734円(税込、送料無料) (2018/12/31時点)

楽天で購入

 

 

目次


内容紹介


人と関わるのが苦手な礼香はゲーム会社でバグ探しのアルバイトをしていたが、ルームメイトの庸子と共に木造迷路に迷い込んでしまい! ? 脱出不能の不条理不可思議なパラレルワールドは、どこまで行っても出口はみつからず……読者をグイグイ引きつける至高のミステリーファンタジー!!

 

感想

礼香が自身を最後まで貫き通していてすごい。

 

礼香は、子供時代の冒険心をそのままもって成長してしまった女の子。

危ない事でもおかまいなしな彼女は、現実世界では、浮いてしまっています。

 

彼女のすごいところは、物語の途中で自分がなぜ周囲から浮いてしまっているのかを気づくのですが、それでも自身を貫き通して最終的には、自身の居場所を見つけ世界を救ってしまいます。

 

これって実は凄いことで、子供の頃の冒険心は、普通なら大人になる過程で大人からの注意や周りからの目などで失われていってしまいます。

そんな中で、冒険心を忘れずに自由でいられる場所を獲得出来た時は正直ちょっと羨ましかったです。

 

おすすめポイント:正反対の性格のふたりのコンビがいい!!

 

この作品には、礼香と庸子というふたりの主人公がいるのですが彼らの性格が正反対で面白いんです。

例えるなら90年代の異世界転生物の主人公と現代のなろう系異世界転生物の主人公が共存している感じ?(違ったらすいません)

 

庸子は90年代の異世界転生物タイプの主人公でいかにして安全に元の世界に戻るのかとい事を考えています。

行動も常識的で礼香をたしなめる役割もしています。

 

礼香はなろう系異世界転生物の主人公のようなタイプで元の世界出野経験をもとに好き勝手やって謎を解いていきます。

礼香にとってこの世界はとても居心地が良く

庸子とは逆に元の世界には、あまり執着がありません。(むしろ妨害したりw)

 

このふたりの関係性が独特で面白いんですよね。

考え方は全然違うのに喧嘩とかは絶対しなくてむしろストーリーが進む毎に相手を理解していく。

庸子は、礼香の考え方に理解を示すようになりますし、礼香は庸子の行動から自分が回りからどう見られていたか理解します。

本当に良いコンビだと思います。

 

最後に一言

大人になって忘れてしまった冒険心を思い出したいは方、是非本書を買おう。

 

 

[商品価格に関しましては、リンクが作成された時点と現時点で情報が変更されている場合がございます。]

百万畳ラビリンス(上) (ヤングキングコミックス) [ たかみち ]
価格:734円(税込、送料無料) (2018/12/31時点)

楽天で購入

 

 

 次回の漫画紹介はこちら

 

 

他の漫画紹介はこちら

漫画 カテゴリーの記事一覧 - ユキドケの人生楽しくあそブログ

 

ツイッターもやってます。

https://twitter.com/Yukidoke11?s=09