ミシシッピバブルについて[画像で簡単に分かりやすく解説]

こんにちはユキドケです。

今回は、ミシシッピバブルについて話をします。

ミシシッピバブルって何?

 

時代背景

南海泡沫事件は18世紀のイギリスで発生しました。

当時のイギリスは度重なる戦争で借金が膨らんでいました。

 

そこで政府は無理やり回収した金貨や銀貨を薄めて通貨量を増やして対応していました。

ミシシッピバブル

そんなことをしていると国民からは不満の声が出てくるようになります。

また、当時の通貨は金や銀といった物質の希少性が価値になっていたので薄めた新しい通貨は価値が低いものだという認識が広がり古く純度の高い通貨が流通しなくなります。

 

国に対する不満や経済的な混乱が起こっていました。

金貨の純度を薄めて数を増やす

銀行と交換券

そんな混乱の中、ジョン・ローという人物が銀行を作り金貨や銀貨との交換券を作りました。

 

この交換券は国が税金の支払いを認めていたこともあり一般の取引でも使われるようになります。

 

また、国が金貨を薄めたことで価値が下がっていき信用をなくしていた為むしろ金貨本体よりも高い価格で取引されることもありました。

金貨と紙幣のトレード

この交換券ですが、最初は金貨を交換券の枚数が超えないように発行するべきだとジョン・ローはいっていました。

 

しかし、国からの圧力でドンドン交換券の枚数が増えていくことになります。

金本位制の時代の通貨量増加

ミシシッピ会社と借金の無効化

交換券により経済的な混乱を一時的に収めたジョン・ローは次に国の借金を減らすことになります。

 

方法は

①国からミシシッピの独占貿易権を与えられたミシシッピ会社を作る。

②株式を発行して国債と交換

交換した国債を破棄することで借金を無くそうとしました。

ミシシッピスキーム

結果はジョン・ローが金貨との交換券の時に名が売れていたのもあり大成功。

株式が飛ぶように売れます。

この方法の場合、株価が高くなればなるほど多くの国債を買取ることができるので次は株価の上昇を狙うことになります。

 

分割払いを許可することで多くの人が買いやすいようにして

株を担保にできるようにすることで借りたお金で更に株を買わせることも可能になりました。

この為株価はドンドン上がり国の借金も減っていきました。

借金により通貨量が大きく増えて消費も活発化し一時的な好景気になります。

バブルの崩壊

ジョン・ローの家には株を求めて多くの人が押しかけました。

しかし、すべての人に株を売ることはできません。

 

ジョン・ローに恨みがある人が増えてくると

次第に株を売って銀行に金貨の交換を申し出る人が増えてきました。

そして彼らは金貨を持って国外へ逃げていきます。

銀行にある金貨は交換券よりも少ないためすべてを交換するのは不可能でした。

そのことが広まると我先にと銀行へ金貨の交換を求めるものが集まります。

その過程で株式が売られると株価が大きく下がってしまいました。

 

借金をして株を買っていた人も多かったため国中の経済に大きなダメージが残ってしまいました。

他のバブルや不況

18世紀オランダで起こった最初のバブルです。

バブルの語源になった南海泡沫事件についてはこちら

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