インフレの種類について[画像で簡単に分かりやすく解説]

こんにちはユキドケです。

今回は、インフレの種類について話をします。

 

 

一般的なインフレの状態

インフレの種類を説明する前に一般的にインフレといわれる状態を説明します。

 

インフレは、

物価の上昇

企業利益の上昇

給料の上昇

が繰り返される状態を指します。

 

しかし、インフレの種類によっては物価の上昇だけで企業利益や給料の上昇が起こらない場合もあります。

インフレスパイラル

デフレやスタグフレーションなど他の状態も知りたい方はこちら

需要と供給

次に価格の決定プロセスについて見ていきます。

市場は需要と供給のバランスでできています。

 

供給サイドはモノの値段が上がると儲けがでやすいため供給量を増やします。

逆に値段が下がると儲からなくなるため供給量を減らします。

また、供給過剰の状態だと値段を下げて売ることで在庫を無くします。

 

反対に需要サイドはモノの値段が下がるとお得感がでて買う人が増えます。

値段が上がると買う人が減ります。

また、強い需要があるにも関わらず供給がない場合高い値段でも買う人が現れます。

 

この関係を示したのが下の需要曲線と供給曲線になります。

価格や個数はこの需要曲線と供給曲線がぶつかった均衡点に近づくといわれています。

 

需要と供給について詳しく知りたい方はこちら

インフレ要因の種類

次にインフレが発生する要因ごとに分類します。

 

ディマンド・プル・インフレ

需要の増加によって発生するインフレです。

供給を増やすために設備投資をして生産性を増加させたり雇用を増やすことで経済の拡大をすることができます。

 

経済にとって良い状態だとされています。

ディマンド・プル・インフレ

コスト・プッシュ・インフレ

モノやサービスを提供するコストが上がることで発生するインフレです。

エネルギーや素材などの値上げ

自国通貨の価値が低下することによる輸入品の上昇

 

などにより企業利益が圧迫され値上が発生します。

企業利益が増えないため給料の上昇も限定的です。

コスト・プッシュ・インフレ

サプライ・ロス・インフレ

供給能力の低下で発生するインフレです。

日本では、米の減反政策で供給能力が減り価格が高騰した際に注目されました。
政策の転換と供給能力の回復が課題になります。

 

供給能力の低下で発生するので戦争や災害により供給施設や労働者が減少した場合も発生します。

サプライ・ロス・インフレ

ビルトイン・インフレ

インフレが恒常化した結果、労働者が企業に対してより多くの給料を求めることで継続、拡大するインフレです。

 

インフレの拡大によりインフレ率が大きく上がってしまうリスクがあります。

ビルトイン・インフレ

インフレ速度による種類

次はインフレの速度によって分類します。

 

クリーピング・インフレ

年間で2〜3%程度のインフレになります。

経済的にはこれくらいのインフレ率が丁度いいとされています。

 

ギャロッピング・インフレ

年間で10%程度のインフレになります。

経済的には高めのインフレ率になります。

基本的には利上げなど景気引き締め策を考えることになります。

 

ハイパー・インフレ

年間で20%以上の高いインフレ(インフレ率は諸説ある)になります。

経済的には高すぎるインフレ率になります。

インフレ速度による分類