こんにちはユキドケです。
今回は、バイアスと心理効果について話をします。
※ここで説明するバイアスや心理効果はそういった傾向があるというだけで100%そうであるというモノではありません。
分類分けした記事もあるので数が多いと思った方はこちらをどうぞ
今までの経験から生まれる先入観や直観によるバイアスです。
確証バイアス
自身が立てた仮説に対して情報を集めようとすると
否定的な意見よりも肯定的な意見に着目しやすくなるバイアスです。
権威バイアス
人や組織が持つ権威性によって情報を信じやすくなってしまうバイアスです。
問題が発生した時に
「これは大丈夫」と思い込んでしまうバイアスです。
希少性バイアス
なかなか手に入らない希少な物や情報が魅力的に見えるバイアスです。
内集団バイアス
組織や身内で仲間意識が発生した際に生じる「身内びいき」なバイアスです。
外集団同質性バイアス
自身が所属する集団は多様性があり他の集団は多様性が無いと思ってしまうバイアスです。
信念バイアス
妥当性を考える際に自身の考えと同じ場合妥当と思い違う考えだと妥当では無いと思うバイアスです
後知恵バイアス
終わった後に「やっぱりそうだ」と思うバイアスです。
自己奉仕バイアス
成功は自分の成果、失敗は他人や環境のせい
にしてしまうバイアスです。
行為者、観察者バイアス(根本的な帰属の誤り)
自身の失敗は環境のせい
他人のミスはその人のせい
にしてしまうバイアスです。
自己中心性バイアス
他者の心理を考える時に自身しかもっていない情報に左右されるバイアスです。
同調性バイアス
集団の中にいると周りの人間と同じ行動をとってしまうバイアスです。
近接性バイアス
日常的な距離や接触時間が長い方がその相手を優遇したり行為を持ってもらい易いというバイアスです。
アンコンシャス・バイアス
普通やあたりまえなどの無意識の先入観や偏見によるバイアスです。
感情バイアス
感情によって意思決定や判断に影響を与えてしまうバイアスです。
投影バイアス
自分の好み、感情、価値観を他人に投影して歪めてしまうバイアスです。
一貫性バイアス
他者の過去の言動から現在や未来も変わらないだろうと考えてしまうバイアスです。
成果バイアス
過程を軽視して出来事の結果を強く評価してしまうバイアスです。
ゼロリスク・バイアス
小さなリスクを無くすことに高い意識を持っている事で全体の重要なリスクが見えなくなるバイアスです。
新技術や仕組みを皆が使うべきと思ってしまうバイアスです。
新しい物には、欠陥や不備がでやすいのですが、それを過小評価しやすくもなります。
お金儲けや金持ちを汚いと思ったり
悪いと思ったりしてしまうバイアスです。
自分は他人程バイアスの影響を受けてないと思ってしまうバイアスです。
新近効果
最後や直前に与えられた情報により評価がゆがめられる効果です。
初頭効果
最初に与えられた情報が印象に残りやすく後の評価に影響を与える効果です。
2つ以上の矛盾する命令を受ける事により精神に強いストレスや束縛を抱える効果です。
ストループ効果
整合性が取れない2つの情報が出てきた時に情報を処理するのに時間がかかってしまう効果です。
デフォルト効果
意思決定の際に最初に設定された初期値(デフォルト)に影響される傾向があるという効果。
現状からの変化を避けて「初期値」を受け入れる傾向がある。
気分一致効果
自身が今持っている感情と一致する過去の記憶が想起されやすいという効果です。
楽しい感情の時は過去の楽しい記憶を思い出しやすく悲しい時は悲しい記憶という風に思い出します。
ダニング=クルーガー効果
他人からの評価より
自分の評価の方が大きく
過大評価してしまうバイアスです。
レイク・ウォビゴン効果(優越の錯覚)
自分の能力が他人よりも優れていると過大評価する傾向があるという効果です。
女性を前にすると男性の行動がポジティブになる効果。
魅力的な女性の視線や声援があるとより効果的。
また、別の意味で集団内(4人以上)の女性は1人でいる時よりも男性から魅力的に映るという効果もあります。
センターステージ効果
商品が複数ある場合、中央のモノを選びやすいという効果です。
エイジズム
年齢の固定概念を理由に自分自身の行動を縛ってしまう状態です。
年寄りだから機械を使えないといったイメージから若者に頼りがちになってしまうといった感じです。
小銭効果
一万円など大きなお金だと使うのに躊躇してしまうのに対して小銭で持っていると気軽に使ってしまいやすくなる効果です。
どうにでもなれ効果
頑張ってやっていたことが失敗によってその後の全てにどうにでもよくなってしまう効果です。
貨幣錯覚
一般的な価値
ゴールド>シルバー
という様な強いイメージがついている場合に
傷や品質等を加味した実際の価値を判断せずに
一般的な価値だけで価値を判断してしまいがちという理論です。
系列位置効果
一連の情報の最初と最後は記憶されやすいが、中央部分は記憶されにくいという効果です。
ハロー効果
人、モノ、組織などを評価する時に目立つ特徴にイメージを引きずられてしまうバイアスです。
何度も繰り返し会う事で好感度や評価が変わる効果です。
対象の特徴から類似性を見つけてイメージを作り出すバイアスです。
判断や意思決定をする時すぐに思いつく情報を元に決定してしまうバイアスです。
大勢の人が使っているものは良い物だと思い込んでしまうバイアスです。
大勢の人が使っているものは嫌だと思い込んでしまうバイアスです。
良い物を買って見せびらかしたいと思うバイアスです。
おとり効果
売りたい商品の他にも劣った商品を混ぜておくことで迷っている人に意思決定させようとするバイアスです。
「利益を手に入れる」よりも「損失を回避する」方を選んでしまうバイアスです。
行動非行動の法則
行動したことによる後悔よりも行動しないことによる後悔の方が後悔の度合いが大きいという法則です。
ポジティビティバイアス
自分に都合の良い情報が目につきやすいというバイアスです。
ネガティビティ効果
ポジティブな情報よりもネガティブな情報に注意が向き印象に残り易いという効果です。
吊り橋効果
吊り橋を渡るときなどのドキドキを恋と勘違いしてしまうバイアスです。
保守性バイアス
新しい何かを取り入れる際に考え方や行動を変える事に躊躇してしまうバイアスです。
男女の役割についてのイメージから発生してしまうバイアスです。
アンカリング効果
最初に情報や数字を与える事で相手の判断に影響を与える効果です。
損失が予想されるのにこれまでの損失が無駄になるのを恐れて止められなくなる効果です。
ピーク・エンドの法則
ある出来事の印象は「ピーク(最高な場面)」「エンド(最後の場面)」で決められるという法則です。
誰にでも当てはまることを話すことで
「本当だ!!」
と思い込ませる効果です。
人は他者から期待されていることが分かると期待に近い成果を出す傾向にあるという効果です。
ゴーレム効果
人は他者からの期待が低いと成績も低下してしまう傾向にあるという効果です。
エンハンシング効果
報酬やご褒美、賞賛の言葉などを与える事によりモチベーションがアップするという効果です。
アンダーマイニング効果
自発的に行っていた行動に対して報酬やご褒美を用意する事で逆にモチベーションが低下してしまう効果です。
クレスピ効果
報酬量が急激に変化する事により行動も変化するという効果です。
スポットライト効果
実際よりも自分が注目されていると思い込んでしまう効果です。
同じ情報でも提示方法や文脈が異なる事によって意思決定が変わる効果です。
他人を気にせず自分らしく行動できる状態、環境の事です。
お互いの信頼性が高い組織では人間関係や不当な足の引っ張り合いを気にする必要が無いので高い生産性になるといわれています。
赤ちゃん顔の人は無邪気で正直であるといった印象を持ちやすいという効果です。
負けている方に感情移入して応援したくなる効果です。
クレショフ効果(錯誤相関)
関係のない絵や映像を連続で見せた時に何か関係があるのではないかと思ってしまう効果です。
バックファイア効果
自身の考えや意見に反する情報が出されたとき反対意見を聞き入れずに自身の考えに固執してしまう効果です。
現在思考バイアス
将来的に手に入る大きな利益よりも目先の小さい利益を優先させてしまうバイアスです。
生存者バイアス
成功例ばかりを研究しその裏にある多くの失敗例を研究しないことで起きるバイアスです。
志願者バイアス
何かを募集すると自信のある人が集まってきやすい為データが歪んでしまうバイアスです。
ゲインロス効果
心理状態がプラスの時ととマイナスの時の変化量が大きい程、人の心に与える影響が大きくなるという効果です。
コスチューム効果
身に着けている服の印象によって自身の意識や行動が変化するという効果です。
ユニフォーム効果
ユニフォームを作る事で従業員の帰属意識の高まりやモチベーションの向上があるという効果です。
サンプリングバイアス
特定の偏った趣味、思想を持った集団から情報を集めるとデータが歪んでしまうバイアスです。
物事を白か黒かと言う様な極端な2択で判断しようとしてしまうバイアス。
理想的なモノを手に入れた時に周りも価値の高いモノにしたくなる効果です。
スリーパー効果
信頼性の低い情報が時間経過と共に信頼できると思ってしまう効果です。
カチッサー効果
要求を出すときに理由を付けると承認されやすくなるという効果です。
アポフェニア
少ないサンプルや少数意見から規則性を見出してしまう作用です。
定義があいまいな用語を使う事で生じる誤りです。
リスキーシフト
集団内で意思決定をする場合、リスクが高い選択をしやすくなるというバイアスです。
リンゲルマン効果(社会的手抜き)
集団作業では集団が大きくなっていくと個人の生産性が低下しやすいという効果です。
トキシック・ポジティビティ
常にポジティブな思考を維持すべきだという考えが過剰になっている状態です。
心を痛めている時に過度にネガティブを抑制すると罪悪感や後ろめたさからかえって不調になる事もあります。
ウェルテル効果
マスメディアの自殺報道に影響を受けて自殺が増えてしまうとういう効果です。
インポスター症候群
社会的に成功しても自身の能力や実力を肯定できずに過小評価してしまう状態です。
マインドワンダリング
集中して課題などをしている際に関係のない事に意識が奪われてしまう状態です。
イケア効果
自分が作った物や関わったプロジェクトに関して過大評価してしまう効果です。
強く関わったり、上手くいった事により強く現れます。
やる気のない作業でも初めてみると集中力が出てくるという効果です。
宣言効果
声に出すことで目標が達成しやすくなるという効果です。
ネガティブな感情を持っている相手からお願いをされると相手への感情がポジティブになる傾向があるという効果です。
返報性の原理
相手が自分に何かをしてくれた時に自分も相手に何かしてあげたいと思う原理。
個人が選ぶ権利を他人に侵害されたときに反対の行動をとって権利の回復を図ろうとする行為です。
WEBサイト上のバナーやバナーの様な部分に対して無意識に無視しようとする効果です。
多元的無知
周りの人達はこう思っているだろうと聞いてもいないのに思ってしまう効果です。
知り合いから褒められるよりよく知らない相手に褒められる方が嬉しいと感じるバイアスです。
傍観者効果
目の前で助けを必要としている人がいる時に周囲に自分以外の人が多くいると自身の行動が抑制されやすくなる効果です。
本人や利益関係にある人からの情報よりも第三者の発信している情報を信頼しやすくなる効果です。
前提挿入
相手に要求を伝える前に前提を組み込む心理テクニックです。
ネオフォビア
知らないモノに恐怖を抱いてしまうという効果です。
二分法の誤認
実際には沢山の選択肢があるにもかかわらず目の前の2つの選択で悩んでしまう状態です。
ドア・イン・ザ・フェイス(譲歩的依頼方)
最初に大きな要求を行って相手に断らせることで本来の要求を譲歩案として出して承諾させやすくする効果です。
フット・イン・ザ・ドア(段階的要請法)
最初に小さな要求を承諾させ徐々に大きな要求をしていくことで承諾させやすくする効果です。
ローボール・テクニック
最初に受け入れられやすい要求を出し承諾後に都合の悪い条件などを加えるテクニックです。
テンション・リダクション
緊張から解放された際に注意力が散漫になり判断力が低下する。
JOMO(joy of missing out)
常にネットやSNSを見ている状態から解放されて実際の生活を楽しもうという思想です。
MOMO(mystery of missing out)
SNSで友人が発信をしていないと自身に隠して何かをしているのではないかと思ってしまう状態です。
FOMO(fear of missing out)
自分が知らないところで良いこと大事なことがあったのではないかと疑って落ち着かない状態です。
認知的不協和(矛盾正当化)
人の思想や行動を別の理論で正当化してしまうバイアスです。
同じ重量の物でも大きく見えるモノを軽く、小さく見える方を重く感じてしまう効果のことです。
パーティーの様な雑音の中でも自身の興味のある事や必要な事はきちんと聞き分けることができる効果のことです。
見方をを変える事で気分や感情を変化させる効果です。
セルフハンディキャッピング
失敗が予想される時に良い訳が出来るような要因を作っておき自尊心を守ろうとする効果です。
ソーシャルプルーフ(社会的証明の原理)
自身の判断よりも周囲の判断の方が信頼できると感じる効果です。
ブレミッシュ効果(両面提示の法則)
ネガティブな効果があった方が完璧な状態よりも支持を得やすいという効果です。
マム効果
相手に不利、不快な情報の伝達を避けようとする効果です。
ラベリング効果
相手にイメージを伝える事でそのイメージに沿った行動をしやすくなるという効果です。
ランチョンテクニック
おいしい食事をしている時に話すと好印象を与えやすくなるというテクニックです。
聞き手は言葉よりも言葉以外から受ける影響力の方が大きいという効果です。
見た目や味などが本物と変わらないにも関わらず薬としての効果がない「偽薬」を「プラシーボ」といいます。
この「プラシーボ」を処方した患者が薬として信じる事で発生する治療効果が「プラシーボ効果」です。
エンダウド・プログレス効果
目標に向かって前進した場合、ゴールに向かうモチベーションを上げようと努力しようとするという効果です。
カラーバス効果
ある事を意識する事で無意識に関連情報が手元にたくさん集まる様になる効果です。
割れ窓効果
窓が割れている状態を放置すると周りの窓も割られやすくなるなど犯罪率が増加しやすくなる効果です。
端数効果
キリのいい数字よりも端数の方が信頼性が高くなるという効果です。
エメットの法則
仕事を先延ばしにすると完了にかかる時間と労力が大きくなってしまうという効果です。
ボッサードの法則
物理的距離が心理的距離に影響を与えるという効果です。
事前に受けていた刺激によってその後の思考や行動に影響を及ぼすという効果です。
画像優位性効果
文字や言葉より画像情報の方が記憶されやすいという効果です。
サバンナ効果
人は暗い所から明るい所に引き寄せられ
明るい所からは暗い所へは行きにくいという効果です。
暗闇効果
暗い所だと不安感や秘匿性、一緒にいる人との一体感を感じやすくなるという効果です。
シュガーランプ効果
相手に甘い言葉をかけることで警戒心を解除させたり好感度を上げやすくなるという効果です。
ホームカントリーバイアス(自国バイアス)
自国資産への配分が他国資産に対する配分よりも多くなってしまうバイアスです。
ディスポジション効果
得をしている時は早く売りたくなり損している時は長く持とうとしてしまう効果です。
ホモフィリー
同じ様な属性、価値観を持つ人と繋がろうとする効果です。
エコーチェンバー現象
同じ様な属性、価値観を持つ人とのコミュニティーでやりとりをすることで特定の情報や思想だけが正しいと思い込んでしまう現象です。
客観的な事実より個人への感情や信念への働きかけの方が影響が強く出るという効果です。
ツァイガルニク効果
未達成や中断した事は達成した事よりも強く記憶に残るという効果です。
偽の合意効果(フォールス・コンセンサス効果)
自身の考えや行動が正当である、みんな納得してくれると思ってしまう効果です。
禁止されると逆に興味を惹かれてしまう効果です。
黒い羊効果
「嫌っている内集団(自分が所属)」のメンバーの評価が「嫌っている外集団(自分が未所属)」に対して低くなるという効果です。
選択肢が多いほど不満を感じやすくなるというバイアスです。
真理の錯誤効果
同じ情報が何度ももたらされる事によってその情報が真実であると認識されていくバイアスです。
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